岩場からみつめた夜空

綺麗事を言って相手の顔色伺って愛想笑いをして欲しがる反応返して、自分の本音さらけ出すのが苦手で。そんなに深刻に考えることではなかった。それでも日々バカ笑いできる仲間はいて、俯瞰や配慮など自分にしかない長所もそれなりに認められてきて。ここにきて自分の進む道が決めらんない、自分がわかんなくなってる。苦しい、誰にも気付かれない岩場で溺れてるこの感じ。たぶん、人に相談しても大したことないって言われると思うの。私にとっては一大事なの。何もない今わざわざ立ち止まらないと進めないくらいには一大事。生きるって、人生の目標って、正しさって、普通って、私にとっての幸せって、何。答えのない課題が容赦なく降ってきて、もう私の傘は穴だらけになっちゃった。大人になりたくないんじゃなくて、年齢に追いつけてない。大人にはなりたいんだよ、理想もあったはず。進むべき道筋と、目的地を見失った迷子になっちゃった。もう一度北極星探さなきゃ。エンジン修理に出さなきゃ。ぽっかりの助手席と後部座席に座ってくれる仲間も見つけたい。希望が欲しい。

 

病んでるな、って自分でもわかるくらいネガティブが止まらない毎日。もう1年くらい溺れたり浮き上がったりを繰り返してる。順風満帆うまくいきすぎで挫折が必要だなと感じてた2年ほど前。挫折の後は這い上がるしかないってことも経験上わかってはいるんだけど。終わりが見えないってこんなに不安なんだね。孤独ってこんなに苦いんだね。もう十分味わったから、そろそろ太陽が恋しいよ。環境変えなきゃいけないことは自分が一番わかってる。大人だから迷うんだけど、大人だから自分で選んで切り拓けるんだよね。いつかの糧、未来のバネになってることは自覚してるから、陽の目見たい。変態なこと言うけど、この苦しさがあるから人生はおもしろい。やっぱり生きるって楽しい。

 

修二のお父さんが「年に数回しかじゃなくて、数回でも会えるように結婚したんだ。世界のどこかに自分の弱いとこやみっともないところを知ってくれてる人が一人でもいてくれるのは嬉しいことだ」的なこと言ってて、そういう結婚観にすごく憧れた。理解者の存在は馬鹿でかい。もう少し自分の感情に素直になってもいい、一緒にいたい人に感情さらけ出す勇気もいるな、と。叶わない恋とかいって叶えなかったのは私。ちょっと後悔。連絡したい。

寝てやる!